中古で入荷したマニアックなリールのオーバーホールをしました。
メーカー:ヘドン
年式:60年代
商品名:ヘリテージ40 マークIII
生産国:スウェーデン
少し調べたらマークⅣとかのベースになったリールみたいです。
マークⅣはオリンピック製なので生産国が違いますね。
深くは知らないですが、ザクッと調べてみました。
特徴はレベルワインダーが連動しないフリースプールとレベルワインダーが前に倒れてラインの抵抗を減らすギミック旧世代のT3のようなもんですね。
1960年代にこの機能があったとは、凄いことを考える人がいるもんですね。
ブレーキは遠心力ブレーキです。スプールを外してもポロリと落ちない遠心力ブレーキも凄い。
あまりに古いリールだけにバラすのも怖かったですが、、、、
隅から隅まで分解してやりました!!!!
バラして思ったことはパーツパーツでネジピッチが細かすぎて舐めてしまいやすいとこやスプールを外した時にピニオンギアのセンターがズレやすいことは残念ですが、本当に凄い。
天才が作ったとしか思えない構造です。
当時は機能が斬新すぎて売れなかったらしいですが、、、
クラッチのオンオフの仕組みは自分の知っているどのリールにもない機構。
最初はこれでどうしてクラッチが切れて戻るかもわからなかったぐらい。
まさに温故知新!
面白いリールでした。
そしてなんとパーツリストまでありました。
バラして組んであれ?っと思ったら入ってました。
もっと早く見つけてたらもっと楽に組めてたんですが、、、
パーツリストは紙のままではもったいないので画像として残しておかなくては、という使命感にとらわれ思わずパシャり。
ちなみにケースも付いてます。
自分ののコレクションにしたい衝動にかられながらも、現在店頭に並んでおります。
売りたくなーーーい(笑