アベイルの新作ハンドル (プロト品)

軽量スプールでお馴染みのアベイルさんから思わぬ贈り物がありました。

1000番台のシマノ用ハンドル(ステラ、バンキッシュ、ツインパワー、レアニウムなど)の互換ハンドルです。
触った瞬間に誰もが「軽っ」て言ってしまうぐらい軽量です。
2015年11月5日現在の予定では、最初はブラック単色の発売で行く行くは色のバリエーションを増やすらしいです。長さは35mm 37.5mm 40mm 42.5mm 45mmと5種類も出すとのコト
材質は超超ジュラルミンでノブのベアリング軽は内径4なので、シマノのノブ、ダイワのノブやIOSのノブも互換です。ただ、エンドビスの太さがシマノ、ダイワは2.5mmでアベイルのは3mmなので、シマノ、ダイワのビスが使えません。
っということはイノスケお気に入りのIOSファクトリーさんのノブはエンドビスが入らない(; ̄ェ ̄)、、、、

これをアベイルのO君に相談したところ、、、

このビスがありました。

カラーも3色ありますし、IOSのビスより少し長めなので丁度良い感じになりそうです。

IOSのフォレスタというノブにも対応するぐらい薄いビスもありました。

流石にIOSのビスほど薄くはないですが、チタンビスなので0.25gしかないそうです。
痒いところに手がとどく感じで嬉しい限りです。
もちろんシマノ純正も

画像は現行ツインパワーのノブ。純正ではワッシャーが一枚入ってますが、それを抜いて入れればピッタリです。

ダイワにはワッシャー0.25ミリ1枚追加でピッタリ合います。
そんな感じで互換はバッチリでした。
さて、冒頭に軽いと書きましたが、どれだけ軽いのかというと、、、、、

バンキッシュ40mmハンドル 13.6g
これはシマノの40mm最軽量ハンドルで10ステラのハンドルより軽い、今迄のお気に入りのハンドルでした。
次に、

現行ツインパワーの40mmハンドルは15.4g
なかなか頑張ってますが、、、、、、
アベイルのハンドルは

エンドビス込みで40mm6.5g!!!
これ公開してもイイのかな??ってくらい軽量です。笑
とりあえずサンプルなので製品版はどうなるのかわかりませんが、、、、
バンキッシュのハンドルの半分以下の重量です。
シマノ純正のツインパワーのハンドルをつけると、、、
11g…..
軽すぎですね、、、
IOSのアクリスタスリムをつけると、

12.3g 重量は純正より重くなりますが巻きやすさ、持ちやすさ、滑りにくさはズバ抜けており、手放せない一品。
そして、
IOSのフォレスタでは、、、

遂に10g切ってしまった(; ̄ェ ̄)、、、
40mmノブ付きで9.4g、、、、
軽いー。持ちやすいー。ベアリング入ってないからメンテがしやすいー。の三拍子。
材質は軽量スプールでお馴染みの超超ジュラルミン
アルマイトの黒も剥がれそうにない。
因みに7.8年くらい使ったアベイル製スコーピオン1000スプールがあったので写メ撮ってみた。

何度もスプール出し入れしてる時に落としてる筈なのに傷は殆どなかった。
やはりアベイルのアルマイト加工はかなり強いのかもしれない、、、、
しかしながら、、、
大丈夫なの??コレ
曲がらない??壊れない??
それを今、テストしていますが、、、
触った感じは純正より頑丈なのでは??ってくらい硬性があります。
さて、これまでがスペックだけの前置きです。
ここからが、イノスケ自身もまだ100パーセント言葉に出来ないコト。皆さんにも追究してもらいたいコトを書きます。
とりあえず、アベイルのプロトハンドルをリールに装着して思ったことは「とんでもなく巻きやすい」ってコトです。ハンドルノブを同じアクリスタスリムにして、バンキッシュハンドルとアベイルプロトと巻き比べしてみる、、、
明らかにアベイルプロトの方が巻きやすい。
自分だけの感覚なのか?よく分からないところがあるので常連の磯釣りする人に巻き比べしてもらった。
一言、、、
「おえん!」
[おえん]とは岡山弁で駄目だってこと。
そのあとに、、
「一つこのプロトハンドルを付けると全部にせにゃいけんじゃろ。これはおえんで!なんでこんなに違うん??」と、、、
要は、良すぎて駄目だと仰ったのだ。
大げさに言うわけではないが、誰にもわかるぐらい巻き心地が変わる。そんなハンドルなのだ。
なんでこんなに変わるのか、いろいろ考えてみた。
まず、軽いという利点について何点かプラス要因を書いてみた。
その1、通常ハンドルが回る時、必ず芯ぶれが発生するということ、
ハンドルが軽いとギアの芯ぶれが少なくなりマスターギアが綺麗にピニオンギアに接触する。
その2、ハンドルが重さで降りにくいので、巻き上げてる時と巻き下げてる時の感覚が近くなる。
その3、その2のおかげでハンドルに比較的一定の力をかけることがしやすい。
その4、ハンドルの巻きが一定になればマスターギア、ピニオンギアの裏面(逆回転時に当たる面)にギアが接触しにくいので、結果スムーズに回る。
その5、縦回転するハンドルは重力の影響を受けやすいが、横回転するローターは重力の影響を受けにくい。なので、ハンドルが軽いと横回転するローターの重さがハンドルを回すようなカタチになり、結果スムーズになる。
その6、リトリーブ時にローターの重さを感じやすくなり、糸の繊細な扱いがやりやすく、感度上昇につながる。
とりあえず、これぐらいしか思いつかないが、それ以上なような気がしてならない。
勿論、スプールを作ってるメーカーだけあって、精度もかなりの物だということを付け加えておきます。
まあ、いろいろ書きましたが、管釣り用品で、アクリスタ、Dシステム以来、久々に衝撃が走る物に巡り合えてとても嬉しいです。
そんなメーカーさんと仲良くなれたことにも感謝していますし、ギブ&テイクができればいいと思っております。
勿論、良い物はイイ!悪い物はワルイ!と言わせてもらいますが、このハンドルは本当にイイと思います。
でないとこんなに長々と書きません!(笑
フェイスブックには書きましたが、しばらくは自分が使ってない時はお店で巻き比べができるようにしておきます。
触ってみたい、巻いてみたいって方はお店で一言おかけください。
勿論、予約したいっていう人も歓迎です。
よろしくお願いします。

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