ツリグヤウエストで絶賛販売中のラインローラーエアー。
装着してみると確かにめちゃくちゃ回る。軽い力でスッと回るのがよくわかる。
でも、普通に考えたらラインローラーを支持してるベアリングが良く回れば純正のラインローラーとラインローラーエアーの差は無いのでは??と考えてしまう自分でありました。
特に10ステラやヴァンキッシュはDLCラインローラーでかなりの高強度。PEでも削れにくいという特性は捨てたくない。ただし、ベアリングはRS-ARBという、防塵防滴に優れた物で回転性能より、防塵防滴に特化したベアリングが入っている。このラバーシールドベアリングが厄介で、オイルの合性やパーツクリーナー次第では内径を圧迫して回らなくなってしまう。回転性能(糸よれ防止)中心でメンテナンスをするならば変える事をお勧めする。
話しを本題に戻して、、、
ラインローラーエアーは何故軽く回るか?という事ですが、、、
ラインローラーの重さを測ってみた。
⬇︎
⬇︎DLCラインローラー0.4g
⬇︎ラインローラーエアー0.2g
なんと、これだけの面積で0.2gも軽量。
正にエアーと言うだけはあります。
同梱されている高精度ベアリングと合わさり、めちゃくちゃ回ると感じる訳は納得です。
特にテンションが掛かってない状態でラインローラーが回るとスプールにラインがしっかり巻けてトラブル回避できる。
やはり0.2gの差は大きい。
性能中心ならば変える事をお勧めする。
だがしかし、、
0.2g軽くなるということは、、、、
ローターのラインローラー側が0.2g軽くなるということになります。
特にこの組み合わせ、、
10ステラC2500HGSとラインローラーエアーが悪かった。
組み合わせると釣りをするレベルで気になるぐらいブレが発生。
個体差はあるだろうが、自分もビックリだった。
そのおかげで、この事に気づく事ができた。
ローターバランスはかなり絶妙。最低でも0.1g単位で調整が必要で、昔、レアニウムCI4 2500Sでラインローラーを2ベアリングにしたことを思いだした。その時は今回とは逆でラインローラー側が重くなった事が最大の要因。
ローターのバランスが崩れ、ブレが激しかったので仕方なく1ベアリングに戻した事があった。
とりあえず、10ステラC2500HGSの事をIOSの岡村代表に連絡。
すると、面白い答えが返ってきた。
ブレがあまり気にならないレベルならラインローラーの回転重視でそのまま使うのがイイと思いますが、どーしても気になるならラインローラーのビスを交換してみて下さいとのコトでした。
そこからイノスケの好奇心が爆発した。
まず、
ラインローラーのビス。
⬇︎10ステラC2500HGSアルミビス 0.3g
⬇︎05ツインパワー1000のビス 0.5g
その差0.2g!!
ビスを交換して10ステラC2500HGSを回してみたところ、ブレ無し!!
ラインローラーエアーを入れてステラやヴァンキッシュでブレが発生してしまった人はこのビスを入れてみてください。
ローターバランスの奥深い領域を知った一日でした(=゚ω゚)ノ
もうすぐラインローラーエアーに限定新色のブルーカラーが発売されるらしいです。予約受付中(=゚ω゚)ノ