遠心力ブレーキが好きだ。

まず始めに、ここに書く事はすべていのすけがDC(デジコン)とSVS(遠心力ブレーキ)を使って思ったことです。
それがすべて事実かもしれないし、事実じゃないかもしれません。
いのすけ自身の勘違いかもしれませんので、その事をふまえて読んで下さい。
最近のシマノは遠心力ブレーキよりDC化の傾向にある。
それはなぜか?
きっと遠心力ブレーキSVSはほぼ完成された領域にあるからだ。
DCのほうが発展途上で伸びしろがあるのでシマノはDC化を進めている。
しかし。
DCには致命的な欠点もある。
まず第一、
DCを使ってる人ならわかると思うが雨の日はデジコンが利かなくなる時があるし不安定にもなる。
特に初代コンクDCはひどかった。メタマグDCにもやはりその傾向がある。
これは遠心力ブレーキにも言えることだが、遠心力は不安定にはならないので調節次第で充分使いこなせる。
しかし、DCはバカになるととんでもなくバカになってしまう。
晴れの日しか釣りにいかない???そんなバカな、、、、
そして第二、
竿によってデジコンの利き方が違ってくる。
グラスロッドとDCをあわせてみてください。
思ったより飛距離がでないはずです。
その理由は竿の反発力によるものだといのすけは予測します。
グラスロッドをフルキャストしたときの反発力はカーボンとは違いワンテンポ遅れてやってきます。
そのためかわからないですが、ブレーキがやたら過剰反応をして飛距離がまったくでない事態に陥ってしまう。
これはいのすけがメタマグDCとタクティクススーパーノヴァと合わせて投げてみた感覚です。
スーパーノヴァとSVSメタマグを合わせた時のほうが遥かに使いやすかった。
さらに第三、
スキッピングさせにくい。
これにも大きな理由がある。
基本的にデジコンは着水したらブレーキが利かなくなってしまう。
設定をブレーキ強めにすればスキッピングできますよ。とどっかの誰かが言ってたが、、、、
軽い力と弱いブレーキ力でピッチングをしてる時にいちいち設定を変える人がいるだろうか???
いのすけはノーである。
きっとDCを突き詰めていったら、遠心力ブレーキやマグネットブレーキみたいな利き方になってしまうのでは??
もちろんDCにもイイ点はある。
向かい風のときや、空気抵抗の大きいもの(スピナーベイトやバズベイトなど)を投げたときにはストレスをほとんど感じないぐらいの飛距離と安定感を約束してくれる。
条件次第ではSVSより安定感があるので風が強い日などはイイかもしれない。。。。
それを言ったらSVSにも欠点があるだろ!!
とつっこむ人もいるかもしれないが、、、
SVSの欠点は人間次第で改善できてしまう。
基本的にSVSは素直なブレーキだからだ。
まず、ブレーキのかかり方だが回転に対して基本的に一定でしっかりキャストしたときとゆっくりキャストしたときそれ相応のブレーキがかかってくれるのである。同じ回転数に対して常に同じブレーキ力。
これがSVSが素直だという根源である。
これは、雨の日でブレーキ力が緩くなってる時も同じである。
緩いなりにでも一定である。
もちろんスキッピングをするためにワンバウンドさせても回転の強弱に応じて同じだけのブレーキがかかる。
それがSVS(遠心力ブレーキ)である。
強いて言うなら突然くる向かい風にはちと弱いのが欠点かな、、、
いのすけのお手手で対応してもストレスになる。
風が強い条件ならDCのほうが優れていると言えるだろう。
じゃあマグネットブレーキはどうか?!
という話になりそうだが、今回はシマノ限定での話にするつもりなのでここでは語りません。また後日。
結局何が言いたいか?というと、
やはりDCはまだ未完成だ!ということだ。
昨今ベイトフィネスが流行ってきているが、ベイトフィネスをする上で遠心やマグネットブレーキの安定感にDCは適わないはずだ。
その理由は明確で、スプール重量。
デジコンにするためにスプール重量は重くなる。重くなると竿からルアーが離れるまでに抵抗となってしまう。
とはいえ、今後のDCには注目でどこまで欠点を無くしてくるかも気になるとこである。
SVSの欠点を補うようなDCがあればいいのに、、、、
スプール重量が軽くて、ブレーキの利き方が一定で
風が吹いたり抵抗の多いルアーを投げてる時にだけ制御してくれる。(矛盾してる?w)
シマノがこの矛盾を解決してくれたらDCを使いたいと思うだろう。。。。
以上!ここに書いてるのはイノスケ自身の感想です。
DCにケチつけるとかそういう意図ではないので悪しからず。
爆風条件ならいのすけは迷わずDCを選ぶだろう。
それ以外はSVSがイイ。
あ。最後にお客さんからよくある質問で、DCとノーマルどっちが飛ぶの?と訊かれますが、、、
どっちもよく飛びます!ただ、条件によって変わってきます。
単純に同じ条件で投げ比べしても人や竿、風、ルアーによって優劣はつけにくい。
軽いルアーという条件でも糸巻き量や糸の細さ次第で変わりますし、軽いルアーっていうのが3グラムとか激軽レベルの話と7グラム程度の話では全然違うレベルの話になります。
その事をふまえていろいろとタックルを組んでいって下さいね。
それと、飛距離をウンヌクンヌ言うならばキチっとしたメンテもしてあげて下さいね。
IOSファクトリーから出てるIOS-01(ウエスト店/倉敷店販売中)をスプール支持ベアリングに注油がオススメですよ!!

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