プリスポーン ポストスポーン アフタースポーン ?????

バスの産卵期の用語についていのすけ自身も最近混乱することがあるので書きながら整理してみる。
というのは、一般的にプリ、ポスト、アフターと三段階にまとめているがもちろん中間もあるし、どっちつかずな状態もある。
ってことで、
いのすけなりに産卵期をまとめてみた。
まず、冬から春になり水温上昇するとバスが動きやすくなるので産卵前のあら食いを始める。
これがプリスポーンということになる。だいたい、桜の散る頃から始まると思われる。
プリスポーンは産卵前ということになるので産卵前のあら食いであって産卵ではない。
そして、水温が上昇するに従ってオスが産卵床を作りメスを誘い出し、産卵してオスがベッドと呼ばれる産卵床を護る。これがポストスポーンということになる。メスも産卵したあとも何度かにわけて再度産卵する場合もある。そして、少しの期間その産卵床を見守る。この時期が一番テリトリー意識が強く、何度も釣られてしまう場合が多い。なので、この時期に釣ったバスはすぐに戻してやって下さい。一回釣って戻ってきてまた釣ってってなると可哀想なので一回釣ったらそいつは釣らないようにしてやってほしい。
そしてメスは産卵を終えてオスより一足早く回復しようとするが、オスは卵から稚魚が孵ると稚魚を守り、ある程度成長するまでは見守り続けている。
この状態がアフタースポーンと呼ばれる状態である。
バスはオスが一番働き者で一番痛い思いをしているのは間違いない。
優しく扱ってあげましょう。
この時期になるとバスはオスもメスもボロボロで体力もなくなってしまっているが、回復して次の産卵を待ってるヤツもいるかもしれない。これが今の時期である。もちろん場所によっては誤差はあるし、水温も違う。
昨日釣ったバスもブラインド(見えない)のポストかもしれないヤツもいた。
もちろん捕食に活発でお腹プックリで次のスポーンに控えてるやつもいた。
今年は特に雨が多く、水温の上がったり下がったりが頻繁でバスも産卵しそこなってる感じがあるのでまだ繰り返すやつとそうじゃないやつで別れると思う。
昨日の場合朝は水温18度。昼過ぎで22度まで上がった。
水温の上昇と共にバスがさしてくる場所があったしそういうヤツは再プリかも?っていうぐらいプリっとしていた。
そういうバスの動きを予測していくのがバス釣りの醍醐味でもあると思う。
これもシーズナルパターンの一つ。
もちろん田植えの時期と重なっている現在、水質を読んで釣りをする。というのも忘れないでほしい。
そんなこんなで書きながら少し整理ができた気がする。
いのすけみたいに自分の釣行データを文字にしてみるのもイイですよ。
きっと頭の中がスッキリするはずです。
バスのシーズナルを追っかける。生態学者みたいなコトをしていますがそれもバス釣りの一つです。
バスに限らず魚を釣るためにはその魚がどういう状態にあってどうすれば一番釣れるかを考える。そうすれば釣りが上手くなる。釣りたい対象があって、それに対してどうアプローチしていくか?それを考えてどういう餌(ルアー)がいいか?どんなタックル(道具)がいいか?を考える。
戦略性があるのが釣りですね。そこが腕の差になります。
ですから、知識もタックルも重要ですが、それより何より対象を『観察する』それが知識やタックルを活かす事になります。
今を観察すること>経験値>タックル&ルアー 
ですね。
なので釣りに行かなくては経験値は増えませんしタックルやルアーも使えませんヨ!
釣りが上手くなりたいなら釣りにイケ!です。

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